家財整理について

家財整理の方法が多様化しており、要らないモノ=捨てるモノではありません。

今はリユースという形で売る処分方法が増えつつあります。

つまり、モノを処分するには、「どう処分するのか?」と「いくらで売れるのか?」という2つの問題があるのです。

先ほども書きましたが、家のモノを整理するとは、何もかもをただ捨てていく作業ではありません。

必要な物を誤って捨ててしまう恐れもあります。

二度と手に入れられないプレミア品の価値を知らずに捨ててしまうかもしれません。

高額の処分費を請求されたり、不当に安価な買取価格で引き取られたり。

だからこそ、自分にとって本当に必要なモノを遺すコツと家財の価値を知っておく必要があるのです。

その片付けのコツをアドバイスするのが、「家財整理アドバイザー」。

家財の適正価値を伝えるのが、「家財査定士」なのです。

家財整理のコツをアドバイスしてみませんか?

要らないモノを整理して、スッキリとした環境で生活をするスタイルが最近定着しつつあります。

断捨離することで、気持ちがスッキリするだけでなく、

  • 探し物をするイライラした時間もなくなり、時間や心に余裕を持った暮らしができる
  • 持っている家財の価値がわかる
  • 不要なものを売ることでお金にゆとりができる

など、メリットがあるのもよくわかっていますが、なかなか重い腰が上がらないという現実も。

ご存じの通り、家のモノを整理するとは、何もかもをただ捨てていく作業ではありません。

「自分にとって本当に必要なモノは何か?」
と、自分を振り返る作業でもあります。

また、今まで眠っていた家財が、意外と価値があり高値で売れる場合もあります。

そういう意味では、眠っている家財の価値を掘り起こす作業でもあるかもしれません。

そんなことを考えると、ますます断捨離が難しいと考えてしまう人もいるかもしれませんが、そんな人を救うのが、「家財整理アドバイザー」なのです。

上手に家財整理をするためには、コツがあります。

そのコツを私たちは多くの人に知ってもらいたく、一般社団法人日本家財査定士協会を立ち上げ、
「家財整理アドバイザー」「家財査定士」の育成をすることにしました。

誠実な家財査定が求められる背景

「家財査定」というお仕事をご存じでしょうか?
お客様の大切にしてきた家財を正しく誠実に査定する仕事です。

少子高齢化や核家族化に伴い、「断捨離」「生前整理」「遺品整理」など家財の整理や処分を仕事にする人が増えています。

そんな中、家財整理におけるトラブルも増加。

例えば、

  • 本当は価値があるにも関わらず、その価値が分からず処分(廃棄、売却等)してしまうケース
  • 相続分割時や生前整理の際に、家財の価値が分からず、相続トラブルを引き起こすケース
  • 遺品整理をお願いした業者に対して、本来買取金額を受け取れるはずの物があったにも関わらず、逆に処分費のみとられたケース
  • だれに相談していいか分からず、ただただ業者に騙されてしまったケース

などなど。

「損をした」という後悔や、「騙された」という苦情・トラブルが後を絶ちません。

こうした背景から、私たちは家財価値の適正査定の重要性を、まずは多くの人に知ってもらい、誠実にかつ適正に査定できる人材を育成したいと考えました。

それが私たちの役割なのです。

家財の価値を守る仕事

あなたが大切にしてきた家財。
しかし、家族にはその価値を理解できない場合があります。

家族が大切にしてきた思い出の品々。
それを粗雑に扱われると、自分たちの大切なものを、粗雑に扱われた気持ちになります。

一見、不要に見えるようなものでも、その人にとっては大切な「もの」の場合もあります。
他の人がお金を払ってでも欲しいという「もの」の場合もあります。

そういった眠っている家財の価値をきちんと守るのも私たち家財査定士の仕事です。

拡がる家財整理・家財査定の仕事

1断捨離ブーム

近年、捨てる勇気を持ってスッキリ暮らす、いわゆる「断捨離」がブームになっています。
自分にとって本当に必要なものは何か?を見直したり、整理に関するセミナーもよく開催されています。

2リユース社会へ

要らなくなったものをリサイクルショップなどに売りに行く人や買取業者に依頼する人も増えています。

その一方で、不当な値付けをする業者もあり、またそのトラブル事例も増えてきたため、査定額に疑問を持つ方が増えているという状況もあります。

そこで、適正な家財の価値を知りたい。
自分も騙されないように、家財整理や査定の基礎知識を知っておきたいというニーズが高まっています。

3遺品整理

核家族化により、「遺品整理」を業者に依頼する件数も増加傾向にあります。

遺品を買い取ることで、処分費を削減できることから、最近ではリサイクルショップ、清掃業者、廃棄物処理業者などが、この遺品整理の業界に進出してきています。

そういった企業が、家財査定の専門知識を習得することで、遺品整理から買取の仕事につなげたり、他社との差別化要素として期待されています。

また、相続トラブル防止や相続税の厳格化の動きもあり、相続査定の案件も増加する可能性があります。

4生前整理・終活

相続トラブル防止の観点や、最後まで自分らしく生きることを目的とした生前整理が今、注目を集めています。

生前整理と言えば、エンディングノートに代表とされるように、その人の生き方、考え方を家族や周りの人に遺していくことが中心でした。

もちろんそういったことも大切ですが、実際に持っている家財を今後どのように扱うのかも大事なポイントです。

趣味のモノであれば、価値のわからない家族よりも、価値のわかっている同じ価値観を共有する人に持ってもらった方が、意義があります。

また、価値がないものだと思っていた家財が、意外と価値があり、相続トラブルを引き起こすことも。

家財整理・家財査定の依頼件数は年々増加しています!

「損をしたくない」
「騙されたくない」
「子どもに迷惑をかけたくない」
そんなお客様のニーズもあり、家財整理・家財査定の依頼件数は年々増加しています! 

人を助け、リユース社会に貢献する資格。

それが、「家財整理アドバイザー」、「家財査定士」です。

そんな専門知識を習得し、社会に役立てませんか?